【5日目・6日目】
目次
今日は少し早起き…
ラス・ベガスに向かう。
約5時間かけて…
重たい空気を感じてきた…
グランド・キャニオン…
緑が無く…砂漠地帯…
インディアンによって守られている土地…
神聖なる土地…
たくさんの馬の蹄の音…私の体を通り抜ける…
ここでは商売してはいけない…
この土地を商売道具にしてしまった人…
みんな…一財産失っている…
果てしなく続く砂漠…
何時間たったんだろう…
ラス・ベガスに入る。
うって変わってギラギラしている町…
アメリカらしい町…
大胆なユーモアあふれる建物に色んな国の人達が入り乱れ、気持ちがごちゃごちゃと騒ぎ立てる。
ホテルに入る。カジノ…桁外れな数のスロットマシーン…
溢れかえる人がここにきて…たくさんのお金が集まり、失う人…富を手にする人…
私には余り関係無い世界…
ドレスアップをし、ショーを観た後…
食事…を取る。
何故かホテルではなく外に出かける。
嫌な予感…
社長は、ホテルの中のレストランよりも素敵な所に連れていってくれると喜んで…
ラス・ベガスの夜は無い…人がギラギラとし、溢れている。
そんななかついた場所はファーストフード…
彼はジャージにシャツ…このお店に相応しい。私たちはドレスアップしたこの格好で…社長と私は二人浮いていた…ここで…いわゆる、食堂…嫌な予感は的中した。
ここまで来たからには仕方がなく色々あるなか、チャイニーズフードにした。
汚れた椅子と机にざわめいた雰囲気の中食べ始めた。
先日のことがあるので…周りをみた。
食べてられないくらいのたくさんの悪霊…
うよめき、威嚇してくる…一先ずバリアをはって守りに入る…あちらこちらから嫌な視線を感じながら食事…何を食べているのかわからなかった。
…へとへとになって…ホテルに戻ってホテルのバーでカクテルを一杯だけ飲んで部屋に戻ることにした。彼は何故かすねていて注文せず、私たちが飲む横で何も言わず…水を飲んでいる。
部屋に戻り、社長がシャワーを浴びている時に、彼にタバコを吸いたいでしょ、いきましょっと言われ…カジノの騒がしい所に連れて行かれた…私の後ろ守護神さんが私の身体にベッタリと守るように付いたのが感じられた…やはり彼に邪悪なものがついていた。外れない…彼は社長の悪口を話し出す…
…彼が話をしている間…私は彼の背後についている邪気を祓う…祓うどころか…ドンドンよってくる…。
カジノ…欲望の塊…
私は耐えきれず彼に場所を変えようと言う。
何故? いいよ…ここで…彼は動こうとしない。
今の彼には、居心地がいいのだろう…彼が闇に堕ちていくのが視えた…。
私にはどうすることも出来ないのだろうか。
カウンセリングをしながら彼が少しでも汚れきった心が、魂が磨かれるなら…周りの近づいている邪悪な者達をじぶんの光でバリアをつくり…カウンセリング霊視をしてみた。
少し、落ち着き…彼から、自分が悪いといった言葉を吐き出した…祓いきることは出来なかったが…他の闇の者たちはとうざかった。
部屋に戻り…彼にシャワーをすすめた。熱くして…と…
先ほどの闇の者たちの残像を消すために…。
社長の守護神がラス・ベガスに付いて以降居なくて…私の力を試されている様に思えた。
その後、私が入った。出てきたらトイレの便器から洪水の様に色んなものが溢れていた…。
ポルターガイストの様に…辺り一面…とめられない…。
祓いたまえ、浄めたまえ…
なんども唱え…静かに噴き出していたものがとまり…ゴミ箱をバケツがわりに排水溝に流して…自分の身体を淨め…シャワー室からでる…。
彼についていた邪悪な者が…
一晩中、眠れず朝を迎えた…。
彼のマンションまで、また、5時間、車を走らせる…。
みんな…疲れきっている。
今日はスーパーでお惣菜を買って食べる事に…。
お惣菜を選び決めた時点で急に彼が居なくなり…社長は怒りだし、もういらない…帰る…真っ赤な怒りのオーラを放ち…社長の怒りが爆発した…背後に邪悪な者が近づいて来ているのが視えた。彼を捜し…彼もまた…
食料を買えるだけ買って彼のマンションにたどり着く…会話がなくそれぞれの部屋に引きこもり…私はどうすればいいのか?…
…1時間ほど経ったのだろうか…凄く長い時間がすぎていったように思えた。
私は気持ちを落ち着かせ、まずは社長を呼び出した。テラスを開け、嫌がる社長を無理やり座らせ、お祓いをした…彼もまた、同じ行動…。
長い長い大変な2日間だった。
明日は霊視鑑定のあと、ローズガーデンに…。きっとお花に癒され私の精神情態が落ち着く。
ゆっくりと休みたい…。

